保育者と育む

子ども達が大好きな砂遊び。

園では体験することのできない水と砂を使ったダイナミックな砂遊びと

園にはない木コテや穴空きバケツを使い、お城や階段を制作。

掘っても掘っても砂。どんな遊びが繰り広げられるのか

先生と子ども達の遊びの舞台は

鳥取砂丘西側エリア。

すなばようちえん

こんな所で遊べるのは鳥取の子ども達だけ!と。先生も子どもたちも大興奮。掘っても掘っても砂、想い想いにつくる砂像は子ども達の創造性を豊かにします。また逆に子どもたちの発想力にアッと驚かされることも多くあります。

失敗してもまたトライ!そしてできた時の達成感と感動は子ども達にとって自信と誇りに繋がり、私達大人は新たな発見や気づきを子ども達から与えられます。

2021年度から本格始動した「すなばようちえん」。新型コロナウイルス感染症拡大防止の影響により、この2年間数々のイベントが中止となりました。こういった中でも、子ども達は毎日成長を続け、それを見守り手助けしたいと考える私たち大人の想いは変わることはありません。そこで私たちは今できる最大限の対策を行い、鳥取の地域資源である「砂」を活用し、子ども達の成長を手助けすることはできないかと考え、この活動が始まりました。今年度は9園254名の園児たちが参加し、普段園では体験できないダイナミックな砂遊びと造形を楽しみながら、鳥取砂丘の「砂」の不思議に触れた砂遊びとなりました。

保育者向け研修会

こどもの発達・成長に大きな役割を果たす「砂遊び」を研究されている同志社女子大学現代こども学科教授 笠間浩幸氏を迎え、座学・実践の研修会を行っています。座学では、「砂遊びは子どもの発達にどれだけ大きな役割を果たしているのか」というテーマに、月齢に応じた砂遊びや発達段階沿った遊びの展開を学んでいきます。また、実践研修では実際にお城を制作したり、保育園・幼稚園にある砂場道具や家庭にある物でできる砂遊びのサポートスキルをレクチャーしてきます。

砂場環境整備

砂場遊びをおもいっきりさせたいんだけど…砂場の状態がとても悪くて…。という園の先生方の声からはじまった「砂場環境整備」プロジェクト。砂遊びに適したふわふわの「砂」をお届けしたり、砂場がない園には地域の木材屋さんに協力いただきながら砂場を創ります。2021年には株式会社ハリオ様に寄贈いただいた「ホワイトサンド」を牧場ようちえん空山ぱっかに鳥取県初導入。今まで見たことも触れたことのない白砂に誰もが感動を覚えました。
世界には、いろんな色の砂があり、粒の大きさや制作できるものも違う。そして砂を原料とした日用品ができることも子ども達そして私たち大人の新たな発見にも繋がりました。

出張体験イベント

砂絵やマスコットキャラクターすなださんとの砂遊びなど、

園での出張体験も行っています。

 

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